肉料理で人気。予約の取れないあの店の2号店が都立大に

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2015年10月30日
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肉料理で人気。予約の取れないあの店の2号店が都立大に
Summary
・学芸大学の超人気店の二号店
・軽く一杯からしっかりお腹いっぱいまで

東横線沿線では既に大きな話題の一軒

9月30日、学芸大学の“予約の取れない店”「オステリア バル リ・カーリカ」の二号店が都立大学駅の高架下にオープンした。
駅から徒歩1分。外からガラス張りの店内を覗くと、オープンしたばかりなのに、店内はすでに満席で、楽しそうな雰囲気と活気が外まで伝わってくる。

リ・カーリカの二号店ということもあって憶えやすくするため「カンティーナ・カーリカ・リ」とネーミングした理由は、お客様が”再充電”してくれる店をテーマとしたため。「リ・カーリカ」と基本メニューは同じ路線だが、こちらは少しリーズナブルな店づくりを目指しているそうだ。

コの字のカウンターの中にはオープンキッチンがあり、シェフやスタッフが手早く料理を作り上げてゆくのを見ながら食事が楽しめるし、テーブル席からも十分キッチンの様子を楽しめる店内設計だ。

ワインを一杯でも、しっかりイタリアンでも

カンティーナという名前の通り、ワインは豊富なラインナップでナチュラルな造りなものを中心に展開。グラスでも白・赤各10種類以上がスタンバイ。ビールもかなりのこだわりが見え、何を飲むか悩むのも楽しそう。

料理は、名物の「カーリカ・スペシャリテ黒毛和牛のステーキフリット」などの肉料理以外にも豊富。新鮮なさんまを丸ごと一匹コンフィにした「冷製さんまのコンフィときゅうりとセロリのピューレ」は、しっとり仕上がったサンマと爽やかなピューレのマッチングが良く食べ飽きない。「栗とリコッタのセヴァダス ハチミツとラルドがけ」は, サルデーニャのドルチェ=セヴァダスをおつまみ風にしたもの。削りたてのラルドがとろりとして程よい塩気があって、ワインが進む。予想外の美味しさなのが、「ポルチーニとコンソメの揚げ出しとトリュフ」。サクサクのフリットにしたポルチーニがコンソメスープに浸って、たっぷりのトリュフが鼻腔を大きく刺激。一口食べるとサクサクでジュワ~っと旨みがしみだしてくる。

仕事帰りにフラっと寄って、軽く飲んでつまんで帰路につくのもいいし、友人たちを誘ってボトルを頼み思いっきり食べて飲んでおしゃべりに花を咲かすのも楽しい。スタッフみんなで運んで帰ってきたというかわいいオリーブの木のボードや、手作りのランプも、温かみがあってまるでイタリアの家に遊びに来ているようなカンティーナなのである。

<メニュー>
冷製さんまのコンフィときゅうりとセロリのピューレ800円、栗とリコッタのセヴァダス ハチミツとラルドがけ800円、ポルチーニとコンソメの揚げ出しとトリュフ1,600円、穴子と実山椒フレッシュトマトのトロフィエ1,500円、カーリカ・スペシャリテ 黒毛和牛のステーキフリット2,500円(200g ※300gは+1,000円)
その他、フード600円~、ドリンク700円~
※写真の料理は取材時のものです。メニューにない場合もありますので、ご了承ください。

カンティーナ・カーリカ・リ

住所
〒152-0031 東京都 目黒区中根1-5-2
電話番号
03-5726-9629
営業時間
17:00-1:00
定休日
定休日 月曜
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/bptfmhc00000/
公式サイト
https://www.facebook.com/caricari223

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。