『レフェルヴェソンス』や『銀座レカン』など、名店出身シェフの味わいを堪能できる、東京のフレンチ5選

2018年04月08日
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『レフェルヴェソンス』や『銀座レカン』など、名店出身シェフの味わいを堪能できる、東京のフレンチ5選
Summary
1.超有名店で研鑽を積んだ若きシェフが開いた注目のフレンチ店が続々とオープン!
2.食材の仕入れから調理法、食べ方まで、熟練の技が光る一皿に魅せられる
3.シェフ自らのおもてなしなど、おいしさと共にワクワクも感じよう

昨今、次々と誕生する話題のフレンチ店。そこで腕を振るうシェフたちは、超有名フレンチレストランで修業した経験を持つ若きエース。料理の手法、盛り付け、サービスなどを最高の環境で身に付けたシェフによる新店は、そのスキルを存分に発揮して新たな魅力を開花させた魅力溢れる店ばかり。今日(こんにち)の東京で輝きを放つ、フレンチの名店5軒を一挙ご紹介しよう。

斬新な見た目と味付けにノックアウト! 食材の直接仕入れにもこだわる新感覚フレンチ

『ミシュランガイド東京 2018』で二つ星に輝いたフレンチレストラン『レフェルヴェソンス』の姉妹店で、日本橋「コレド室町2」の1階にオープンしたカジュアル・ガストロノミー『ラ・ボンヌターブル』は、『シェ松尾』『ラ・リオン』などで修業した中村和成シェフの店だ。

“Farm to table”を掲げ、国内の農家、畜産家から直接食材を仕入れている。例えば夏の「鮎のコンフィ、スイカ、黒オリーブ、木の芽」(写真上)など、盛り付けから食べ方まで、他にはない驚くべき仕掛けを施す。料理人自ら料理をサーブし説明する姿も同店の特徴となっている。

【店舗情報】
ラ・ボンヌターブル
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 1F
電話番号:050-3491-8555

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足し算の料理の対極にある、食材の可能性を引き出す料理に舌鼓

フレンチの名店『アピシウス』出身の佐々木直歩シェフによる新店『レクテ』は、2017年の大注目フレンチとして名高い。食材をいじりすぎず、本来の香りや個性をも楽しめるように料理するのがモットーで、シェフ自らさまざまな産地に赴き漁師や生産者に直接話を訊いた上で、彼らの食材への想いを皿の上で表現する。

コースで供されるヒラメ(写真上)は今治の漁師・藤本純一さんが活け越ししてから神経締めした最高の状態を仕入れ、「最高の火入れをするだけで良い」と判断。皮目はカリッと香ばしく、身はひきしまりながらもふっくら…といった、食材を最高の状態に昇華させる。

【店舗情報】
レクテ
住所:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-17-5 サンビレッジ代官山2F
電話番号:050-3491-1471

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若き実力派シェフが織りなす、遊び心満載の下町フレンチ

下町情緒溢れる街・浅草に誕生したフレンチとワインの店『ルディック』は、青山の名店『ロアラブッシュ』で修業した若きシェフ・大塚勝也さんの店。フランス語で“遊び心”という意味を持つ店名どおり、ユニークな料理でお客を楽しませてくれる。

前菜の「フォアグラの最中」(写真上)は、中にフォワグラムースを入れた最中を、リンゴのコンフィチュールや柚子のジャムで彩る一品。見た目と味に独創性がありつつも、フランス料理の技法は確かなもの。大塚シェフは「生産者の想いが詰まった素材をおいしく昇華させるのが仕事」と料理への想いを語っている。

【店舗情報】
ルディック
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草3-18-6 102
電話番号:050-3373-5796

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華麗なる経歴のシェフが放つ、現在進行形のネオクラシックなフレンチ

青山のフレンチレストラン『アテスエ』を経て、フランスで修業後、『レストランモナリザ丸の内店』の料理長を務めるなどの輝かしい実績を持つ石井剛シェフ。青山で『モノリス』を開き、現在も進化を続ける。

クラシックなフランス料理をベースに新しい技法を取り入れた「ネオクラシック」が持ち味で、スズキやムール貝、アーティチョークなどの野菜を耐熱フィルムに包んで調理した「スズキのバリグール風フィルム包み焼き」(写真上)など、演出も秀逸。スペシャリテの「新3種の神器パイ包み焼き」も必食の逸品だ。

【店舗情報】
モノリス
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-1 平塚ビル1F
電話番号:050-3477-6130

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その時の食材でゲストに合わせた「解」を見いだす驚きのディッシュ

『l'algorithme(アルゴリズム)』のオーナーシェフは、『銀座レカン』や『ビストロ ボンファム』『カンテサンス』などの名店で修業を重ねてきた深谷博輝さん。店名の意味は、算法、問題の解き方などの意味を持つ数学用語だが、それがメニュー名にも表れている。

「穴子+植物の酸 死後硬直 ビーツ+バラ+リンゴ」「ヒョウ柄 柚子かほる 海中放血神経〆」など、謎めいたネーミングだが、どれもこだわりの食材から、その日、その瞬間の「解」を導き出し生まれた一皿でお客を驚かせている。

【店舗情報】
l'algorithme(アルゴリズム)
住所:〒108-0072 東京都港区白金 6-5-3 さくら白金102
電話番号:050-3374-1850

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